不動産を持つデメリットをあえて説明

こんにちは!estate_diaryです。

今回はあえて不動産を持つ場合のデメリットについて書いていきます。不動産の仕事をしていると、どうしても持つメリットの話ばかりするのですが、当然デメリットもあります。

前回このブログでは、私の友人がマンションの購入を検討していることを書きました。ぜひ自分から買ってほしいというのが本音ですが、やはりデメリットというか責任も無視することはできません。

「不動産屋がそんなこと言うな」

と言われそうですが、あえて書いていきます。

維持管理費が必要

マンションにしても戸建てにしても、管理して維持するにはお金がかかります。固定資産税を支払うのはもちろんのことですが、どんな立派な建物でも年々傷んできます。

マンションの場合には修繕費の積み立てが必要になることも多いです。見た目はきれいなままであっても、購入した時より資産価値が下がっていくのが一般的ですし、後々事情が変わって売る場合には、さほど高く売れないことも珍しくありません。

戸建てであってもリフォーム費用がかかるので、年間でどのくらいの費用がかかるか把握しておくことは大切です。不動産そのものの値段だけでなく、維持費も計算に入れたうえで生活を設計しましょう。

メンテナンスには手間がかかる

さて不動産を持つと費用がかることを書きましたが、費用の他に、維持管理には手間がかかることも覚えておいてください。リフォームや修繕は、多くの場合業者に依頼することになるでしょう。

しかしリフォームをどの業者に依頼するかは自分で決めなければいけません。さらにいつでも当てはまるわけではありませんが、安全に生活するためには柵を設けたり、防犯カメラをつけることもあるでしょう。これらの作業は業者に依頼したとしても、自分自身がすることもそれなりにあるわけですから、それ相応の覚悟が必要です。

責任は重い

どんな持ち物であっても、持ち主には正しく管理する責任があります。

特に不動産については、持ち主の責任はかなり大きいと言えるでしょう。自分の不動産を正しく管理しなければ、他の人に迷惑をかける可能性が大きいからです。例えば壊れそうな家を放置するなら、倒壊して誰かを下敷きにしてしまうかもしれません。

不動産を正しく管理することについては、不動産を購入する時だけでなく、相続の時にも問題になります。今回は相続の話にはさほど触れていませんが、別の機会に相続と土地の話、そして国の取り組みについても説明したいと思います。